デザインおすすめ本
デザインを学べるおすすめの書籍を紹介します。

- 書体の研究 for Digital Creators
- 著者:山王丸 榊
- 発売日:2009年11月02日
- 価格:2,750円
- 仕様:29.6×20.8×1.6cm・144ページ
- 書籍リンク
この本は、同人作家などが本や漫画などを作るときに役に立つ和文のフォントやロゴデザインの知識とテクニックが書かれています。そのためプロのデザイナー向けというよりは、セミプロ向けといった内容です。
最初に、デジタルフォントについてのライセンスやデータのフォーマット(形式)などについての簡単な説明と、明朝体とゴシック体の基本的な説明を短くしています。次に『フォントの買い方』と題して、各フォントベンダーのパッケージや年間ライセンシングの製品の説明をしています。そして、残りの半分以上のページで、漫画やライトノベルのロゴや表紙のフォントの使い方について書かれています。
全体を通して、漫画、アニメ、ライトノベルを取り上げているので、その点が読んでいてとても楽しい作りになっています。フォントの製品についてのレビューもとても参考になります。各作品のロゴの説明では、元のフォントを紹介し、それをどのように加工したのか解説しているので、すぐにロゴのデザインに取り入れることができます。
これを読めば、アニメや漫画だけでなく、タイポグラフィーが一層好きになる本です。

- タイポグラフィの基本ルール
- 著者:大崎 善治
- 発売日:2010年11月30日
- 価格: 1,980(税別)
- 仕様:A4変/フルカラー・160ページ
- 書籍リンク
この本は、今まで読んできたタイポグラフィの本の中で最も分かりやすい本です。本書の副題が『プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック』というぐらいあって、文字をデザインをする上で、必須の知識とテクニックが書かれています。また和文と欧文の説明のバランスがとてもよく、充実した内容でフルカラーでありながら手頃な値段です。
この本を読めば、デザインをする上で最低限のタイポグラフィの知識を身につけることができます。